2014.09.08
【連載コラム】オリジナル40周年記念『オレとオリジナル』。第4回は北見けんいちが登場!!
nn今年、ビッグコミックオリジナルは創刊40周年。その40年を支えてきた作家の方々はもちろん、著名人読者の方々にビッグコミックオリジナルを語っていただく特別コラム! 第4回は『釣りバカ日誌』の作画担当・北見けんいち氏が登場!nnnn
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第4回【北見けんいち氏】
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ハマちゃんの周りでは、まだ連載開始から5年ぐらいなんだ。
nnnn赤塚不二夫のアシスタントを務めながら創刊5年目のオリジナルで始めた『釣りバカ日誌』(原作・やまさき十三)は人気を博して35年の長期連載に。n映画も22年続く人気シリーズとなった。n北見けんいち氏とオリジナルの関係とは。nn
nn北見 オリジナルが創刊した頃、ここで描きたいなあ、と思ってたんですよ。車内吊り広告が良くてね。それからわずか5年で、そういう初志が叶っちゃったんですね。nn
nn──連載開始は、どんな経緯だったんですか。nn
nn北見 当時は草野球をよくやっていて、ある時、対戦相手が小学館のチームで、そこに当時、副編集長だった林(洋一郎・故人)さんがいた。試合後に林さんから「仕事やる?」と訊かれたんです。別冊少年サンデーとかでカットの仕事をやってたから、そのつもりで「何カットぐらい?」って訊いたら「ページあるよ」というんで、驚いてね。やりたいやりたい、って(笑)。nn
nn──当時、40歳ぐらいだったんですね。nn
nn北見 40歳でした。フジオプロ(赤塚不二夫)の仕事とカットの仕事が収入的に半々ぐらいで、それで中古の家を買い、クルマも持って。もともとあまり欲もないし生活の心配はなかったんだけど、漫画家としては半人前だって思ってましたね。nn
nn──そこへ大抜擢。原作つきというのは...。nn
nn北見 原作つきは初めてでした。最初の原作は十三さんが入れ込んで、24ページのマンガなのに二百字詰め原稿用紙で45枚も書いてきて、入らないんですよ。それで林さんが「カット得意なんだし、小さく描いたら?」って。普通はページを4段に分けて描くんですが、5段なら入るんじゃないか、ということで5段割りになった(笑)。でも背景はある程度リアルに描くことにしてアシスタントも劇画系の人を入れたんです。フジオプロ式に簡略化した背景で20ページ以上になると読者はついてきてくれないなと思って。nn
nn──それがサラリーマンものとして大ヒット。nn
nn北見 当初、もっと釣りマンガだったのが、担当が代わってサラリーマンものに変わり、「社長」を出した頃に一気に人気が出ましたね。その頃はまだ、赤塚の『ギャグゲリラ』も手伝っていたんですけど。さらに女性セブンや東京新聞の連載(『愛しのチイパッパ』『焼けあとの元気くん』)も始まって、運だけでここまで来た(笑)。でも今が一番楽しいですね。時間かけて描けるし、ここ(仕事場の机)にいると落ち着くんですね。連載中にここで死ぬのが理想なんだけど(笑)。nn
nn──つまり連載は終わらせないと(笑)。nn
nn北見 実はハマちゃんの周りでは連載開始からまだ5年ぐらいしか経ってなくておかしなことになってるんだけど(笑)、最後はハマちゃんを社長にすりゃいい、倅も若手社員にして、と考えると新しい『釣りバカ』が始まるじゃない(笑)。まあ、フジオプロに入ったのが前の東京オリンピックの年だから、次の東京オリンピックは見たいけどね、その年にはオレ80歳だよ。さすがにもう描いてないかなあ。nnn
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『釣りバカ日誌』の主人公・浜崎(ハマ)ちゃん。
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nnnn『釣りバカ日誌番外編 新入社員 浜崎伝助』がビッグコミックオリジナル増刊号にて連載中!!nn
nn■次号予告:第5回 やまさき十三氏n<9/19(金)更新予定>nn
nn(担当:ビッグコミックオリジナル編集部)nn今すぐ無料で試し読み!n釣りバカ日誌 89 やまさき十三/北見けんいちnn関連リンクnビッグコミックオリジナル公式nnn【初出:コミスン 2014.09.08】nnオレとオリジナル,ビッグコミックオリジナル,北見けんいち,釣りバカ日誌

