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2018.09.04

祝『ゴルゴ13』連載50周年!【毎週一冊『ゴルゴ13』】このゴルゴがすごい!【第13回】第13巻「みな殺しの森」

ビッグコミック
暑くて外に出たくないときは、お家でマンガを読みましょう! 夏真っ盛りの2018年、誰もが知る不朽の名作『ゴルゴ13』は、今年で連載開始50周年という記念イヤー。nnさいとう・たかを先生が描いて来た名エピソード・名ゼリフを、毎週1冊ずつ紹介していく本企画を参考にしていただき、たっぷりと『ゴルゴ13』の面白さに触れてみてくださいね!nn第13回目となる「ここがすごい!」ポイントは、ゴルゴのダンディズムとプロの流儀がさく裂する、第13巻「みな殺しの森」より「ANGRY WAVES」(アングリーウェーブス)をピックアップします!nn

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SPコミックス『ゴルゴ13』(13)みな殺しの森 (試し読みもできます!)

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nnn20180902_golgo_1.jpgnnn物語はアメリカの連邦刑務所に収容されていたビンセント・ケスラーが、何者かの力によって保釈されスタートしていきます。「シャドウ」のニックネームで呼ばれるケスラー、なかなかに凄腕そうな気配を漂わせていますね!nnn20180902_golgo_2.jpgnnn彼を保釈させたウイスキー・ジョーのもとで、実力を疑う仲間に対して3年8カ月も刑務所にいながら腕前はさび付いていないことをアピールするケスラー。火薬使いや用心棒たちと一緒に、ニューヨーク港に停泊しているタンカー奪取を実行することになります。nnn20180902_golgo_3.jpgnnnタンカーのマストを落雷に見せかけて狙撃するケスラーでしたが、作戦は順調に進むと思いきや、刑務所に入る前からの連れの女とボート上でひと悶着。女を撃ち殺してしまったあと、体制を崩したケスラーは船に救助されますが......。nnn20180902_golgo_4.jpgnnnボートの死体と忽然と消えたタンカー。FBIは2つを結び付けてシー・ジャックではないかと仮定。タンカーを発見したヘリが狙撃されたという報を受けたFBIは、ある男を呼び寄せることに!nnn20180902_golgo_5.jpgnnn荒波の中から颯爽と現れたのは、我らがゴルゴ! FBIからの大金の依頼も、まずは標的を確認してから引き受けるか決めると、再び荒波の中へ。nnn20180902_golgo_6.jpgnnn大波荒れ狂う海上で対峙する2人の凄腕スナイパー! そんな悪条件の中でも正確無比な狙撃をしたケスラーを見て、入念な準備をして挑むことになるゴルゴ。タンカーの乗組員を人質に取るケスラーに対して、ゴルゴが行った行動とは!? エピソードのラストで彼の名を聞くとき、その圧倒的な実力を垣間見ることができますよ。nn
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【今回のプロ&ダンディーな名言】

nn『ゴルゴ13』の魅力といえば、どんな状況でも任務を完遂するゴルゴのスーパー狙撃テクニックもその1つですが、登場する女性たちとの熱い交わりも忘れてはいけません。仕事も女性もぬかりのないゴルゴですが、彼にはあるポリシーが。それが分かるのが、今回の名言です。nn「取り引きの際の支払い方法に女のからだを+(プラス)するのは............おれの趣味にあわない............」nnn20180902_golgo_7.jpgnnn仕事は仕事、女性は女性。お金はお金。しっかりと切り分けているんですね。ちなみに、第14巻では、ヨーロッパの小国・マルタを舞台に凄腕の女性エージェントとゴルゴが対決するエピソード「キャサワリー」も収録。右腕のしびれとも戦うゴルゴのこれまた読み応えのあるストーリーなので、ぜひチェックしてみてくださいね!n
nn次回は第14巻「日本人・東 研作」より、お届けします!nn
nn(文・加藤真大)nnnnnn【初出:コミスン 2018.09.04】nnこのゴルゴがすごい,さいとう・たかを,ゴルゴ13,ビッグコミック
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